歯周病を放置したらどうなる？

2018年11月01日

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こんにちは！右京区山ノ内の村井歯科医院です！！

歯周病というのはついつい放置してしまいがちな病気の一つで、気が付いたら症状が悪化していて、お口に強い痛みを感じるようになってしまう疾患です。
歯周病は非常に恐ろしい病気で、毎年歯周病などの歯茎の病気が原因で多くの患者さんが歯を失っています。
歯周病はお口だけでなく、全身にも厄介な病気を引き起こす事が知られています。しっかりと知識を身につけて、歯周病に向き合っていきましょう。

歯槽膿漏というのは歯周病が悪化して起こる強い歯茎の炎症で、放置を続けていると生活に支障をきたすほどの症状を引き起こします。歯茎が真っ赤に腫れ上がり、歯を支える骨が少なくなり、歯茎が独力で回復できないほど悪い状態になってしまいます。
このような状態では生活に大きな支障をきたしますし、何よりも歯を失ってしまう事で他の歯科治療も行わなければいけません。
歯周病になってしまうと入れ歯やインプラントなどの治療を行う弊害にもなるので、治療期間も長引いてしまいますし、もちろんお口の状態を完全に元に戻すことはできません。

歯槽膿漏が起こるほど歯周病が悪化してしまうと、糖尿病や心臓弁膜症などの全身の病気にも悪影響が出てきてしまいます。
歯を失うだけでなく、生命にも危険が及ぶ可能性があるのは困ったものなので、早めに治療を受けるように心がけてみましょう。

歯周病の治療は非常に時間がかかります。歯石の除去に加えて定期的なブラッシング指導が必要で、お口の衛生状態の回復には患者さんご自身がしっかりとお口を綺麗にする努力をする必要があります。適切な治療を受けてお口の病態を回復させましょう。